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【今更聞けない!】インフレとデフレって何?超わかりやすく解説!

はい、こんにちは!

最近、夜のお散歩を始めた筋トレ好きの大学生です。

 

一人で色んなことを考えながらトボトボ歩く、おすすめです。

ミクロの世界で生きている日常をマクロの視点から想像を膨らませて俯瞰して物事を見ていくと何かの「気づき」のきっかけになったりします!

 

さて、今回は『インフレ』『デフレ』について分かりやすく説明していきたいと思います。

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みなさんは、インフレとデフレのことを説明できますか?

 

おそらく、的確に答えられる人はあまりいないのではないでしょうか。

 

実際に僕も経済に興味を持つ前は『インフレ=良い』『デフレ=悪い』としか認識していませんでした笑

 

今回は前編と後編に分けて書いていきます!

 

📖こんな人に読んで欲しい

☑︎インフレ デフレの違いを知りたい

☑︎インフレ デフレを説明できるようになりたい

☑︎経済経営について知識を深めたい

 

📖この記事でわかること

☑︎インフレ デフレの覚え方

☑︎インフレ デフレの具体的な内容

☑︎経済と経営の相関性

 

📖contents

【前編】

▶︎1 インフレとデフレの違い 

1.1 インフレとは? 

2.2 デフレとは?

▶︎2 本当にインフレなら景気良いの?デフレなら景気悪いの?

2.1 デフレ=負のスパイラル

2.2 国がETFを購入し経済に拍車をかける

2.3 国は政府施策で大きなミスを犯した

2.4 世の中のお金の流れを理解

【後編】

▶︎3 インフレ=景気が良いは大きな間違い

3.1 Goodインフレ

3.2 Badインフレ

▶︎4 国の未来を把握することの重要性

4.1 ビジネスにおけるマイルストーン

4.2 経済が低下している時の消費者の心を理解する

▶︎5 まとめ

 

インフレとデフレの違い

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インフレとは『インフレーション』の略で、人々の購買欲が高く『物がよく売れる時代のことを言います。

 

 

逆にデフレとは『デフレーション』の略で、人々の購買欲が低く『物が売れにくい時代』のことを言います。

 

まずはインフレについて深掘りをしていきます。

 

インフレとは?

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📖インフレ

▶︎お金の価値がDown、モノの価値がupすること

 

例えば、一杯500円のビールの需要が上がったとします。そうするとビールを販売するお店は一杯の価格を上げますよね?

 

 

そしてビール一杯が600円になったとします。

 

そうすると『ビール一杯の価格がお金の価値よりもupした』ことになります。

 

このようにモノの価値が、お金の価値よりも上がることをインフレと言います。

 

重要メモ▶︎インフレ物価高!お金の価値down!

 

デフレとは?

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📖デフレ

▶︎お金の価値がup、モノの価値がdownすること

 

例えば、一杯500円のビールの需要が下がったとします。そうするとビールを販売するお店は一杯の価格を下げますよね?

 

 

そしてビール一杯の値段が400円になったとします。

 

そうすると『ビール価格がお金の価格よりもdownした』ことになります。

 

このようにモノの価値が、お金の価値よりも下がることをデフレと言います。

 

重要メモ▶︎『デフレ物価安!お金の価値up!』

 

本当にインフレなら景気良いの?デフレなら悪いの?

『デフレ=景気が悪い』の認識で間違いはありません。

 

しかし、『インフレ=景気が良い』ではありません。

 

インフレには『Goodインフレ』と『Badインフレ』が存在します。

なので『インフレ=景気が良い』の認識は間違っているのです。

 

デフレ=負のスパイラル

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デフレにより物価が下がり、モノが売れなくなると企業は事業規模の縮小や従業員の労働時間を減らします。

 

こうなると、従業員の所得が下がり『給料Down』に繋がります。

 

給料が低くなると、購買欲も上がらないらため消費がおきません。

 

消費が起きないと企業の利益が下がり、さらに企業は『規模の縮小』を行います。

 

このようにデフレは負のスパイラルを起こす原因になり、経済状況を悪化させます。

 

デフレスパイラル

①規模の縮小(生産・労働時間)

⬇︎

②給料下がる

⬇︎

③消費が起きない

⬇︎

④利益が下がる

⬇︎

①に戻ってこのループの繰り返し

 

国がETFを購入し経済に拍車をかける

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経済が衰退していると、国がETF(一部上場企業の株)を購入し金融政策を行います。

 

国がETFを購入することにより、一部上場企業の株価が上昇し、企業の生産に勢いがつきます。

 

そうすると、収益が上がるため上記の図のように従業員の給料が上がり、消費が盛んに行われるようになり、企業の収益が上がるという良いループになります。

 

政府はETFを購入し、企業に対しての着火剤になり、経済にインフレを取り戻したいのです。

 

ですが、、、、、、、

 

日本を見てみると、株価は上げているにも関わらず、デフレが続いています。

 

政府は大きなミスを犯した

【政府の誤り】

株価が上がっても給与は上がらなかった

消費税を意味不明のタイミングで上げた

 

ちなみにタイは昔と比べて、給与は350%upしています。

 

国はETF購入やお金をばらまくヘリコプターマネーもしているのに景気は未だにデフレのままです。

 

なぜ消費が起きないのか?

 

それは、国民が生活に不安を抱いているからです。

 

景気とは『人の気』とも言います。

未来への不安があると、国民は購買ではなく、未来のために貯蓄をするのです。

 

国民の不安を政府が解消しない限りデフレから抜け出すのは難しいです。

 

日本のタンス預金は30兆〜80兆円あると言われています。市場に出回っていないお金がたくさんあるのです。

 

世の中のお金の流れを理解する

大問題であるのが、私たちの手元にあるお金(生活に必要なモノを買うお金)は世の中のたった7%です。

 

他の93%は『投資・住宅・車』などの大きな買い物に使われています。

 

このように大きな買い物をする際にはローンを組むと思います。

しかし、日本は国民の給料は30年間上がっておらず、ローンを組みたくない人が多く、経済状況が悪くなっています。

 

長々と書いてきましたが、『前半』はここまで!

 

次回は、上記に書いてある『後半』の部分から説明していきたいと思います。

 

では!